ito-pro代表の伊藤です。
今の主流の家作り、間違ってはいませんか?

写真は雨漏りでもありません。今の家作りが起こしている問題です。
日本の多くの建築会社が政府の推進で高気密住宅が主流で、今や断熱材を入れた後にビニールを貼り込み、隙間を無い状態にしている建築会社が殆どです。大手住宅メーカーのUa値争いで、気密する為にビニールを貼りまくる争いが始まっています。
起こりだした問題がカビです。
壁内にカビです。
木も腐りかかり、断熱材は真っ黒、本当に家作りは正しいのか?
写真の家は築年数は数年です。カビアレルギーを発症した住民が原因を探る為に壁を捲ってみたらこの有様です。
材木は乾燥材を使っていますがこの有様です。
材木には乾燥材を使用しても、含水率が下がっただけで水分は含んでいます。工事中に雨も降り、湿気を材木は吸います。
吸った水分、元々もっている水分を木は吐き出します。
ビニールを家の壁中に貼り込んだ結果が写真の様になるのは、子供でも解りそうな話しです。
でも今の建築業界は推進しています。こんな家の作りを・・・
エネルギー削減の為に?
エネルギー削減の為に家の作り方を早まって間違えている今の時代です。
もっと沢山の方法があるのに、間違った方法を採用し、推進し、10年後、20年後に気が付く様ですが、、
古くから木を触っていた大工さんだったら、今の家作りに疑問を感じる事と思います。湿気のもった材木にビニール貼るなんて・・・
夏に雨の日に、合羽を着たまま、暑い暑いって言っている様です。合羽を着て、汗が止まらんっていっている様です。
そりゃ、そこに住めば病気になるでしょ?
今後も馬鹿げた家作りが、突っ走るのを横で目にしていくのかと思うと情けないです。
私達、全国の工務店が800社で団体になり日本政府に根拠や数値等を持って問いかけても大手住宅メーカーの政治力の方が上の様です。
今後、家作りを変えていくのは私達、工務店だと考えています。
伊藤はWBHOUSEを応援しています。